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【ワシントン共同】米労働省が10日発表した2024年12月の雇用統計(速報、季節調整済み)によると、景気動向を敏感に示す非農業部門の就業者数は前月から25万6千人増えた。増加幅は前月より拡大し、16万人程度の増加を見込んだ市場予想を大幅に上回った。失業率は4・1%で、前月から改善した。
米連邦準備制度理事会(FRB)は28、29両日に連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。パウエル議長はトランプ次期政権発足後の物価の不透明感などを警戒し、今後の追加利下げには「慎重になるつもりだ」と話しており、堅調な雇用情勢も踏まえて主要政策金利の据え置きを決めるとの見方が多い。
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