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【北京共同】中国財政省の廖岷次官は10日の記者会見で、経済下支えのため国債発行や財政赤字を「増やす余地は大きい」と述べた。今年は「より積極的」な財政政策を行うことを決めており、特に消費や雇用の促進に財政支出の重点を置く方針だ。
廖氏は、中国の政府債務のGDPに対する比率は主要国より低いほか、金融市場では国債利回りの低下基調が続いているため国債の発行余力は大きいと説明した。
中国共産党と政府は昨年12月の中央経済工作会議で、今年の政策運営について内需拡大を最重点項目に掲げた。廖氏は「雇用安定のための措置を拡大し、家計の収入増や社会保障の拡充を通じて消費を刺激していく」と述べた。
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