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日銀は7日、市中に供給しているお金の総額「マネタリーベース」が、2024年末時点で前年末比1・9%減の660兆2805億円だったと発表した。金融政策の正常化に伴い国債の買い入れを減らしていることが影響した。
内訳では、金融機関が日銀に預けている当座預金の残高が2・2%減の531兆5099億円。紙幣は0・4%減の124兆779億円、貨幣は1・4%減の4兆6927億円で、キャッシュレス決済の浸透で減った。
日銀は大規模な金融緩和策の一環で金利を低く抑えるため金融機関から国債を大量に買っていたが、昨年7月の金融政策決定会合で国債の購入額を段階的に減らす計画を決めた。
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