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ロシアの侵攻が続くウクライナで昨年10月に開所した日本貿易振興機構(ジェトロ)キーウ事務所の柴田哲男所長が共同通信の取材に応じ、ウクライナの戦況は厳しいものの首都キーウ(キエフ)ではビジネスが平常モードに戻りつつあるとの認識を示した。
「週末の百貨店は盛況で輸入品も多いが、日本のものは少ない。現地の小売業者は化粧品やおむつなど日本製品を求めており、日系企業にはブルーオーシャン(未開拓の市場)だ」と語った。
激しい戦闘が続く東部から西部に人口が移動しているとし、比較的安全が保たれている西部リビウの経済活動も活発だと指摘。「リスクにはグラデーション(濃淡)がある。十把ひとからげにウクライナが危ないということではなく、西側には参入余地があると思う」と述べた。
キーウでは昼夜問わず空襲警報が鳴り、弾道ミサイルや無人機が飛来して地下シェルターに避難することもある。ただ、それを除くと食事や買い物などの市民生活は通常通り営まれている。(キーウ共同)
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