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【ニューヨーク共同】買収に反対してきた全米鉄鋼労働組合(USW)のマッコール会長は3日、バイデン米大統領が日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収を禁止する命令を出したことに対し「決定を歓迎する」との声明を発表した。
マッコール氏は買収禁止が「組合員や国家安全保障にとって正しい行動であることに疑いの余地はない」と強調。日鉄が何十年もの間、米国市場で製品を安値で販売することによって「米国の国内産業を弱体化させるために働いてきた」と主張し、日鉄への警戒感を改めて示した。
USスチールに対しては「今後、責任ある経営により将来にわたり、良質な雇用、健全な地域社会、強固な国家と経済安全保障を支え続けると確信している」とした。
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