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【ニューヨーク共同】代表的な暗号資産(仮想通貨)ビットコインの価格が12月上旬、初めて10万ドル(約1580万円)の大台に乗せた。仮想通貨に好意的なトランプ次期米大統領による推進策への期待が背景にあるとみられ、規制緩和が進めばマネー流入によるさらなる価格上昇につながる可能性があるとして、注目を集めている。
トランプ氏は今月4日、米証券取引委員会(SEC)の次期委員長に2002~08年にブッシュ政権でSEC委員を務めたポール・アトキンス氏の起用を発表した。アトキンス氏は仮想通貨の推進派として知られており、厳しく取り締まった現SEC委員長のゲンスラー氏からの政策転換が明確になったと投資家が受け止めた。
SECが1月にビットコインの上場投資信託を承認し、個人投資家の資金が流入しやすくなった素地もあった。そこに「ビットコイン超大国」を目指すトランプ氏の大統領返り咲きが決まったことで、先行きへの楽観的な見方が一気に広がった。24年初めに4万ドル台前半を前後していた価格は、約2・5倍まで膨らんだ。
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