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農林水産省は20日、コメの出荷団体と卸売業者が売買する際の相対取引価格で、11月の全銘柄平均(玄米60キロ)が前年同月比57%高い2万3961円だったと発表した。夏の品薄などを踏まえた集荷競争が起きているとみられ、2024年産米は上昇が続いている。
銘柄別は茨城県産コシヒカリが最も高い2万8467円。山形県産つや姫が2万7738円、北海道産ゆめぴりかが2万7485円で続いた。
農水省によると、10月末時点の集荷数量が前年から約1割減っており、主要な集荷業者が調達に苦戦している。割高でも確保しようとする業者の動きに加え、肥料代など生産コストの増加も反映し、高値となっている。
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