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ホンダは18日、中国を除く世界でのハイブリッド車(HV)の販売台数を2030年に23年から倍増の130万台に増やす計画を発表した。新開発エンジンなどで燃費性能10%向上を目指す次世代HVを26年から展開する。需要の伸びが目立つ北米を中心に販売を伸ばし、20年代後半以降に普及期が訪れると予測する電気自動車(EV)の開発を強化するための資金を捻出する。
40年に世界で販売する新車を全てEVと燃料電池車(FCV)にする戦略は脱炭素に向けて堅持する一方、HV開発も進めて収益性を高める。中国にも次世代HVを投入するが、EVを重視するとしてHVの販売計画台数から除外した。
林克人四輪事業本部長は18日までに、栃木県芳賀町の開発拠点で開いた説明会で「全力で新たなHVを造り、内燃機関車の時代に名を残す商品を出したい」と述べた。前輪の駆動装置に加え、後輪を動かすモーターも搭載した次世代HVの試作車を公開した。
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