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【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会は17日、ロシアによる介入の疑いが指摘されるルーマニア大統領選を巡り、中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を正式に調査すると発表した。サービスの悪用を防ぐための適切な対策を講じず、法令に違反した疑いがあるとみて調べる。
欧州では、今後もドイツの総選挙などが予定されており、偽情報対策を強化する。
EUの「デジタルサービス法(DSA)」は、違法なコンテンツの排除などを巨大IT企業に求めている。違反には世界における売上高の最大6%の制裁金を科す。欧州委は今月5日、DSAに基づき、TikTokに対しルーマニア大統領選に関するデータや証拠の保全を命じていた。
大統領選ではルーマニアの憲法裁判所が、親ロシア派で極右のジョルジェスク氏が首位となった11月の第1回投票を無効とし、選挙のやり直しを命じた。ジョルジェスク氏はTikTokで選挙運動を展開し、支持を拡大した。
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