今年の車はミニバン「フリード」

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 自動車雑誌の編集者らで構成する「日本カー・オブ・ザ・イヤー」実行委員会は5日、この1年間で最も優れた乗用車に、ホンダの小型ミニバン「フリード」を選んだ。使い勝手に優れ、運転の楽しさもある家族向け車両として支持を集めた。ホンダ車の受賞は2010年の「CR―Z」以来14年ぶり。

 技術部門は水素を使って走行するホンダの燃料電池車(FCV)「CR―V e:FCEV」が受賞した。家庭や外出先で充電し、電気だけでも走れるようにして利便性を高めた。

 デザイン部門は三菱自動車のピックアップトラック「トライトン」、輸入車部門には、独BMWグループ「MINI(ミニ)」の小型車「クーパー」をそれぞれ選出した。

 日本カー・オブ・ザ・イヤーは45回目。2023年11月1日から24年10月31日までに国内で発表か、発売された乗用車を対象に選んだ。

 実行委員会は5日、選考結果が発表前に、ホームページで一時閲覧できる状態だったと明らかにした。委託業者の誤操作で、5日午前0時ごろから同8時10分ごろまで掲載されていた。


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