習近平氏、保護主義台頭を懸念

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 【リマ共同】中国の習近平国家主席は16日、南米ペルー首都リマで開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議での演説で「アジア太平洋の協力は、単独主義や保護主義の台頭といった試練に直面している」と懸念を表明した。中国国営中央テレビが伝えた。「米国第一」との保護主義的な政策を掲げるトランプ次期米大統領をけん制した。

 習氏は多国間主義と開放型の経済を堅持すべきだと強調。世界貿易機関(WTO)を中心とした多国間貿易体制を断固として維持すべきだと訴えた。


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