通天閣、南海電鉄に売却検討

ニュース

 大阪・新世界の観光名所「通天閣」を運営する通天閣観光(大阪市)が、南海電気鉄道などと株式の売却や資本提携の検討を進めていることが8日、関係者への取材で分かった。訪日客を中心に入場者数は増えているが、2025年大阪・関西万博の先を見据えた長期的な地域観光の発展のために連携が必要と判断した。

 売却額や時期は検討中。通天閣では来年4月以降、QRコードで曜日別に入場者数を管理するシステムを導入する予定で、提携でこうしたインフラ整備を加速させたい考えだ。

 提携先として有力視される南海電鉄は、通天閣に近い新今宮駅となんば駅との間で「グレーターなんば」構想を掲げ、沿線開発を進めている。


共同通信社提供



 
  共同通信社   

Provided by
共同通信社

東京を拠点とする日本を代表する総合国際通信社。自らが取材したニュース、共同通信論説委員室で執筆した社説および一部の加盟社が取材したニュースなどを、加盟社である全国の新聞社とNHK、契約社である民間放送局や一部の新聞社、ネット媒体等に配信。


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 通天閣、南海電鉄に売却検討