上場企業、4年ぶり減益へ

ニュース

 上場企業の2024年9月中間決算の純利益合計額が、前年同期を下回る見通しであることが7日分かった。前年同期を下回れば中間決算として4年ぶりとなる。SMBC日興証券の6日時点の集計では、5・6%減の14兆71億円だった。外国為替相場の円安ドル高基調の一服などが響いた。今後はトランプ次期米大統領が掲げる経済政策が業績のリスクになるとの指摘も上がっている。

 東京証券取引所の最上位「プライム市場」に上場する3月期決算企業を中心に、6日までに決算を開示した577社の業績を集計。企業数は集計対象全体の約41%に当たる。円安に振れているため、25年3月期決算の純利益は0・4%増となる見込み。


共同通信社提供



 
  共同通信社   

Provided by
共同通信社

東京を拠点とする日本を代表する総合国際通信社。自らが取材したニュース、共同通信論説委員室で執筆した社説および一部の加盟社が取材したニュースなどを、加盟社である全国の新聞社とNHK、契約社である民間放送局や一部の新聞社、ネット媒体等に配信。


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 上場企業、4年ぶり減益へ