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流通やサービスなどの産業別労働組合「UAゼンセン」は6日、2025年春闘で24年と同じ「6%基準」の賃上げを求める方針案を発表した。「中小労組の賃金水準を底上げし、格差拡大に歯止めをかける」としている。組合員の半数以上を占めるパートタイマーについては、7%を目安に引き上げを要求する。
方針案では、企業規模による賃金格差がこの2年間で拡大したと指摘。基本給を一律に引き上げるベースアップ(ベア)要求を「4%基準」とした。組織内でさらに議論し、25年1月の中央委員会で正式決定する。
6日に東京都内で開かれた大会で永島智子会長は、実質賃金の上昇を定着させるのが重要だと強調した。
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