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【ニューヨーク共同】米半導体大手インテルが10月31日に発表した2024年7~9月期決算は純損益が166億3900万ドル(約2兆5千億円)の赤字(前年同期は2億9700万ドルの黒字)だった。赤字は3四半期連続。159億ドルに上る製造設備などの減損損失を計上したことが響いた。売上高は前年同期比6%減の132億8400万ドルだった。
24年10~12月期の売上高は133億~143億ドルになるとの見通しを示した。予想を上回る見通しが好感され、インテルの株価は31日の時間外取引で同日終値と比べて一時、11%超上昇した。
市場開拓の遅れから苦戦が続く半導体の製造受託部門の売上高は8%減の43億5200万ドルだった。競争が激しいデータセンターと人工知能(AI)向け部門は9%増の33億4900万ドルだった。
業績の不振が続くインテルは、経営再建のため全従業員の15%以上の削減を含む100億ドル規模のコスト削減に取り組む考えを示している。9月には半導体の製造受託部門を子会社化する方針も明らかにした。
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