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【ニューヨーク共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)を傘下に持つダウ・ジョーンズなどが、生成人工知能(AI)を使った検索サービスを手がける米新興企業パープレキシティを提訴したことが22日、分かった。記事を無断で使用し、著作権を侵害していると主張した。
ダウ・ジョーンズなどが21日にニューヨーク連邦地裁に提出した訴状によると「パープレキシティは大量の著作物を違法にコピーし、顧客と収入を奪い取っている」と主張。著作権で保護されたコンテンツの無断使用の停止や違法に得た情報の破棄のほか、損害賠償の支払いを求めた。
ダウ・ジョーンズは7月、パープレキシティに書簡を送り、記事の無断使用の停止や、ライセンス契約の話し合いを持つように打診した。だが、パープレキシティ側はこれに応じなかったと明らかにした。
著作権侵害1件当たり最大15万ドル(約2270万円)を支払うよう求めている。
米メディアによると、ニューヨーク・タイムズ紙も今月、パープレキシティに対し、記事の無断使用をやめるよう求める書簡を送付している。
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