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【クラーニ共同】EU欧州委員会は16日、Xが巨大IT規制「デジタル市場法(DMA)」の規制対象になるかどうかの判断を巡り、対象にならないとの見解を公表した。消費者へのサービス提供に関するXの役割を検討し、指定のための基準を満たさないと判断した。
DMAは企業と消費者をつなぐIT企業を「ゲートキーパー(門番)」と位置付け、自社サービス優遇を禁止。アップルや、グーグルの持ち株会社アルファベット、メタなどが指定されている。欧州委の報道官は「Xは欧州での経済的な影響がそれほど大きくない」と説明した。
欧州委はXに対し、偽情報の拡散防止対策が十分かどうかといった観点からも監視を強めている。
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