日産EV、送配電網に電気供給

ニュース

 【クランフィールド共同】日産自動車は10日、電気自動車(EV)に蓄えた電気を送配電網に流すことができる技術を実用化すると発表した。EVを蓄電池として活用する試みで、利用者は売電収入を見込める。EVの役割を広げて販売拡大につなげる狙いだ。2026年に英国で導入し、欧州の他の地域にも展開する。

 太陽光や風力といった再生可能エネルギーは発電時に温室効果ガスを出さない半面、発電量が天候に左右され、不安定なことが課題だ。再エネで発電した電気をEVにため、需要が増える時間帯に送配電網に供給すれば、再エネを無駄なく使える。

 スマホアプリで電池を管理。EVから自宅に電気を送れば、家電にも活用できる。


共同通信社提供



 
  共同通信社   

Provided by
共同通信社

東京を拠点とする日本を代表する総合国際通信社。自らが取材したニュース、共同通信論説委員室で執筆した社説および一部の加盟社が取材したニュースなどを、加盟社である全国の新聞社とNHK、契約社である民間放送局や一部の新聞社、ネット媒体等に配信。


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 日産EV、送配電網に電気供給