排出量ごまかしを見抜くAI

ニュース

 大阪ガスは4日、二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出削減量を売買する排出量取引を、生成人工知能(AI)が評価するシステムを開発したと発表した。削減量をごまかすといった「見せかけの環境対応(グリーンウォッシュ)」を短時間で見抜くことが可能になる。排出量の売買は世界的に広がっており、外部に有償でサービスを提供することも視野に入れる。

 開発したAIは、土に埋めるとCO2を削減する「バイオ炭」を使った計画書を読み込ませると、数十秒で審査し基準を満たしているかを判断する。大ガスによるとAI活用は世界でも初の試みという。今後は植林計画の実効性も審査できるようにする。


共同通信社提供



 
  共同通信社   

Provided by
共同通信社

東京を拠点とする日本を代表する総合国際通信社。自らが取材したニュース、共同通信論説委員室で執筆した社説および一部の加盟社が取材したニュースなどを、加盟社である全国の新聞社とNHK、契約社である民間放送局や一部の新聞社、ネット媒体等に配信。


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 排出量ごまかしを見抜くAI