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1日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=144円近辺で取引された。
午前10時現在は前日比1円59銭円安ドル高の1ドル=143円96~97銭。ユーロは1円14銭円安ユーロ高の1ユーロ=160円26~28銭。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は9月30日の会合で、利下げを急がない姿勢を示した。米国の大幅な金利引き下げの観測が和らぎ、円を売ってドルを買う動きが優勢だった。
市場では、イスラエルによるレバノンへの地上侵攻を受け「中東情勢の悪化を懸念し、比較的安全な資産とされる円を買い戻す動きもある」(外為ブローカー)との声があった。
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