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【ニューヨーク共同】週明け9月30日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3営業日続伸し、前週末比17・15ドル高の4万2330・15ドルと2営業日連続で最高値を更新して取引を終えた。米経済の先行きへの楽観的な見方が広がり、買い注文が優勢だった。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がこの日の会合で、今後の利下げを「急ぐ必要はない」とする一方、「経済が予想通りなら、年内にあと2回の利下げがある」とも強調。米経済が物価高を抑えながら景気後退を回避する「ソフトランディング(軟着陸)」実現への期待感が拡大し、買いが広がった。
幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数は24・31ポイント高の5762・48と2営業日ぶりに終値の最高値を更新した。ハイテク株主体のナスダック総合指数は反発し、69・58ポイント高の1万8189・17。
個別銘柄では、ITのアップル、住宅用品販売のホーム・デポの上昇が目立った。航空宇宙機器のボーイングは売られた。
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