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【エルサレム共同】イスラエル軍は親イラン民兵組織ヒズボラを掃討するためレバノン南部に地上侵攻した。軍が1日、発表した。「限定的」な作戦としている。侵攻は2006年7月以来、約18年ぶり。昨年10月にパレスチナ自治区ガザの戦闘が始まって以降、イスラム組織ハマスと共闘するヒズボラは国境を挟んでイスラエル軍と限定的な交戦を続けてきたが、本格的な戦闘に発展する事態が現実味を帯びた。ガザ戦闘の戦火が拡大した形だが、ヒズボラの軍事力はハマスをはるかにしのぐとされ、中東情勢のさらなる流動化は必至だ。
AP通信によると、イスラエル軍は30日、レバノン南部を砲撃。首都ベイルート南部などへの空爆も続けており、レバノン保健当局は10月1日、過去24時間で95人が死亡、170人以上が負傷したと伝えた。ヒズボラも南部で軍を攻撃したとの声明を出した。
米紙ニューヨーク・タイムズによると、イスラエル北部には予備役が集結。北部キリヤトシモナでは暗視ゴーグルなどの装備を身に着けた兵士らを乗せた20台以上の軍用車が目撃された。
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