昨日(2025年4月24日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は最終的に円安。
朝からレンジ相場を形成し、この傾向はNYクローズまで継続しました。
最終的に、23日終値に比べて円安で取引を終えています。
長期的な視点で見ると、ユーロ円は2024年8月からレンジ相場が継続しています。
なお、ドイツでIFO企業景況感指数が発表され、市場予想よりも強い結果でした。
これに対して、ユーロ円は特段の反応を示していません。
また、ホルツマン・オーストリア中銀総裁が発言し、年内にさらに利下げが行われる可能性について報じられています。
本日(2025年4月25日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年4月25日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、162円台後半の買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、161円台前半にも、特に厚い買い注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、160円付近から164円付近にかけて、売り注文を確認できます。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、161円台前半の売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これを狙った注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年4月25日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのはポンド円と豪ドル円です。
相関関係だったのは、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年4月25日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨はドルです。
円はゼロ付近で上下動し、深夜以降にマイナス幅を広げました。
ユーロはおおむねプラス圏で推移し、本日朝の時点でプラスに位置しています。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年4月25日)の主な経済指標
08:30(日本)東京都区部消費者物価指数(CPI)
15:00(英国)小売売上高
21:30(カナダ)小売売上高
23:00(米国)ミシガン大学消費者信頼感指数
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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