昨日（2025年4月23日）のドル円動向振り返り
ドル円は大幅に円安。
23日朝にトランプ米大統領が発言し、パウエル米連邦準備制度理事会（FRB）議長の解任計画はない旨が報じられました。
発言後のドル円は急騰で反応したものの、その後、元の水準に戻っています。
夜になると、米国が対中関税引き下げを検討している旨について、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル（WSJ）が報じました。
ドル円は再び円安方向に大きく進み、この傾向は本日の朝まで継続しました。
なお、米国で新築住宅販売件数が発表され、市場予想より強い結果でした。
この時間帯のドル円は円安が進んでいます。
また、米地区連銀経済報告（ベージュブック）が公開され、関税をめぐる経済不確実性の高まりにより、いくつかの地区では見通しが大幅に悪化した旨が伝えられています。
本日（2025年4月24日）のドル円チャートテクニカル分析
（チャートは2025年4月24日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示）
「オーダーブック」を見ると、140円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、141円付近にも、特に厚い買い注文があります。
この周辺にもサポートラインがあり、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、144円付近の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを狙った注文の模様です。
また、146円付近にも、特に厚い売り注文があります。
キリの良い数字であり、これを意識した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2025年4月24日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのはユーロ円とポンド円です。
豪ドル円とも相関関係でした。
その一方、強い逆相関関係だったのは、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2025年4月24日7時のもの）
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨はスイスフランです。
円は未明にマイナスで推移する場面があったものの、おおむねプラス圏で取引されました。
ドルはマイナス圏で上下動し、日付が変わってからプラスに転じました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日（2025年4月24日）の主な経済指標
17:00（ドイツ）IFO景況感指数
21:30（米国）前週分新規失業保険申請件数
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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