昨日(2025年4月22日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円はやや円高。
午前中から夜にかけて、円高が優勢な展開でした。
円が他の主要通貨に対して強く、豪ドルに対しても同様です。
夜に入ると円安方向に反転しており、ドル円の動きの影響を受けた模様です。
最終的に、21日終値に比べて円高で昨営業日の取引を終えました。
営業日が変わってからトランプ米大統領が発言し、対中国向けの関税は引き下げられるとの見通しを示しました。
豪州は中国と経済的な結びつきが強いとされており、発言後の豪ドル円は円安が進んでいます。
なお、日本と豪州で主要な経済指標は発表されず、日豪関係に関する要人発言も伝わりませんでした。
本日(2025年4月23日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年4月23日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、88円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
また、91円台半ばにも、厚い買い注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを狙った注文だと考えられます。
その一方、89円台前半から92円台後半にかけて、売り注文を確認できます。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、売り圧力の状況がわかります。
その中でも、92円台前半の売り注文が特に厚いです。
この周辺にレジスタンスライン等は見つからないものの、大口投資家等が売り注文を入れている可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年4月23日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのはユーロ円です。
相関関係だったのはドル円とポンド円、弱い相関関係だったのは豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年4月23日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はカナダドル、最も弱い通貨はスイスフランです。
円はおおむねプラス圏で推移し、本日朝にマイナス幅を広げました。
豪ドルはゼロを挟んで取引され、本日の朝時点でゼロ付近に位置しています。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年4月23日)の主な経済指標
17:00(ユーロ)ユーロ圏製造業PMI
22:45(米国)4月製造業PMI
22:45(米国)4月サービス業PMI
27:00(米国)米地区連銀経済報告(ベージュブック)
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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