昨日（2025年4月21日）のドル円動向振り返り
ドル円は円高が優勢。
週明け月曜日のドル円は円高で取引が始まりました。
パウエル米連邦準備制度理事会（FRB）議長の解任懸念を受けてドルが売られる展開で、ドルの信認低下が指摘されています。
また、加藤財務相とベッセント米財務長官の会談が 24 日に開催されると報じられており、米国から円安是正について要求がある可能性も伝えられています。
円高の勢いは夕刻までに落ち着き、以後はレンジ相場で取引されました。
欧州主要国が休場で、市場参加者が少なかった可能性があります。
なお、米国で景気先行指標総合指数が発表され、市場予想より弱い結果でした。
発表後のドル円に特段の動きは見られません。
また、石破首相が発言し、日米関税協議ではともに世界で何ができるかを念頭に交渉する旨が報じられています。
本日（2025年4月22日）のドル円チャートテクニカル分析
（チャートは2025年4月22日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示）
「オーダーブック」を見ると、140円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
また、141円台前半にも、特に厚い買い注文があります。
レジスタンスライン付近に位置しており、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、144円付近の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを意識した注文の模様です。
また、143円付近にも、特に厚い売り注文があります。
この周辺にもレジスタンスラインがあり、これを狙った注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2025年4月22日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と弱い相関関係だったのはポンド円と豪ドル円です。
その一方、強い逆相関関係だったのは、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
ユーロ円とも弱い逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2025年4月22日7時のもの）
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はスイスフラン、最も弱い通貨はカナダドルです。
円はプラス圏で上下動し、この傾向は本日の朝まで継続しました。
ドルはマイナス幅を広げる展開で、夜以降にゼロ方向にやや戻りました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日（2025年4月22日）の主な経済指標
23:00（ユーロ）ユーロ圏消費者信頼感（速報値）
23:00（米国）4月リッチモンド連銀製造業指数
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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