昨日(2025年4月14日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:61.647(+0.054)<+0.09%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは続伸。
先週末、トランプ米大統領がスマートフォンなど一部製品を相互関税から除外しました。
これを受けて米国株は上昇しており、USOILも買いが優勢だったと報じられています。
ドルインデックスが低下傾向で推移したことも、上昇要因として指摘されています。
なお、OPECが月報を発表し、2025年の原油需要見通しをわずかに下方修正しました。
下方修正の理由として、米国の関税政策が挙げられています。
これに対して、USOILは特段の反応を示していません。
【WTI原油(USOIL)】本日(2025年4月15日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年4月15日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある陰線を形成し、2営業日続けて10日の値幅の範囲内の取引となりました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
4月4日から陰線と陽線が交互に現れており、取引に明確な方向性が出ていません。
目先は、4月10日の値幅を上下どちらの方向へ突破するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
61ドル台半ばを中心に上下したものの、始値を若干下回る水準で取引を終えました。
平均足は陽線と陰線が交互に現れて、ローソク足と平均足が重なっており明確な方向性は出ていません。
4月9日安値を底値とする、切り上げを伴う上昇が進みつつあります。
目先は、切り上げを伴う上昇が続くか、下落が進み9日安値を目指すかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年4月11日時点の米国の原油リグ稼働数は480基でした。
前週から9基と、大幅に減少しました。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2025年4月4日時点の原油在庫は前週比で255.3万バレルほど増加し、およそ4億4235万バレルです。
1回の減少を挟んだ後は、2週連続で増加しています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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