昨日(2025年4月9日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は深夜に急騰で円安。
朝から深夜にかけて、豪ドル円はレンジ相場で荒い値動きでした。
その後、トランプ米大統領が発言し、米国に対して報復しない国・地域に90日間の関税一時停止を承認する旨が伝わりました。
これを受けて円は他の主要通貨に対して全面安となり、豪ドルに対しても同様です。
豪ドル円は今週の高値を超えて円安が進み、大きな反落を見せることなく取引を終えました。
なお、赤沢再生相が発言し、米国に関税措置見直しを強く求めることに変わりない旨が報じられています。
また、豪州で主要な経済指標は発表されず、要人発言も伝わりませんでした。
本日(2025年4月10日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年4月10日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、82円台前半から91円台半ばにかけて買い注文を確認できます。
現在値付近や円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、85円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
その一方、86円付近に、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これを狙った注文の模様です。
また、98円付近にも、特に厚い売り注文を確認できます。
キリの良い数字であり、これに着目した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年4月10日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ドル円、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル米ドルです。
その一方、強い逆相関関係だったのはユーロドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年4月10日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨はスイスフランです。
円はおおむねプラス圏で推移し、日付が変わってからマイナスに転じました。
豪ドルは夕刻以降にプラス圏で取引され、未明にプラス幅を大きく拡大しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年4月10日)の主な経済指標
21:30(米国)3月消費者物価指数(CPI)
21:30(米国)前週分新規失業保険申請件数
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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