昨日(2025年4月8日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円高が優勢。
午前中のユーロ円は前営業日から引き続き円安の展開でした。
日経平均株価が上昇しており、これが影響した可能性があります。
午後に入ると一転して円高が進み、この傾向は本日の朝まで継続しました。
ドル円が円高で推移しており、これを反映したと考えられます。
最終的に、7日終値に比べて円高で1日の取引を終えました。
なお、石破首相が発言し、トランプ米大統領と率直かつ建設的な協議の継続を確認した旨が伝えられています。
また、ナーゲル独連銀総裁が発言し、世界経済の見通しは著しく悪化している旨が報じられています。
本日(2025年4月9日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年4月9日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、162円台前半の買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、158円台半ばにも、厚い買い注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、160円付近に、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これを狙った注文の模様です。
また、165円付近にも、特に厚い売り注文があります。
キリの良い数字であり、これを意識した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年4月9日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円そして豪ドル円です。
相関関係だったのは豪ドル米ドル、弱い相関関係だったのはユーロドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年4月9日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はスイスフラン、最も弱い通貨は豪ドルです。
円はおおむねマイナス圏で推移し、日付が変わった後はプラス幅を拡大しました。
ユーロは夜にかけてマイナス幅を広げた後、未明にプラスに転じました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年4月9日)の主な経済指標
15:15(日本)植田和男日銀総裁、発言
23:00(米国)2月卸売売上高
27:00(米国)米FOMC議事要旨
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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