豪ドル/円見通し(為替/FX ニュース):豪ドル円は円安で93円台後半|夕刻以降に円安が進む(2025年3月13日)

FXレポート

昨日(2025年3月12日)の豪ドル円動向振り返り

豪ドル円は円安の展開。

日中は小動きで、夕刻以降に円安が進みました。
夜に大きく上下動する場面があったものの、本日朝まで円安傾向を維持しています。
米消費者物価指数(CPI)発表後にドル円と豪ドル米ドルが大きく上下動しており、夜の動きはこれを反映したものだと考えられます。

なお、植田日銀総裁が発言し、長期金利の上昇について市場と日銀の見方に齟齬はない旨が報じられています。
また、豪州で主要な経済指標は発表されず、要人発言も伝わりませんでした。

本日(2025年3月13日)の豪ドル円チャートテクニカル分析

本日(2025年3月13日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年3月13日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)

「オーダーブック」を見ると、92円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これを狙った注文の模様です。
しかし、94円付近から円安の範囲では、買い注文が薄いです。
積極的に買いたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。

その一方、93円台前半から96円台半ばにかけて、売り注文を確認できます。
現在値付近や円安の範囲で発注されており、売り意欲の状況がわかります。
その中でも、96円付近の売り注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これに着目した注文だと考えられます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年3月13日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのはポンド円です。
相関関係だったのは、ドル円、ユーロ円、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
その一方、弱い逆相関関係だったのはユーロドルです。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年3月13日7時のもの)

過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はカナダドル、最も弱い通貨は円です。
円はマイナス幅を広げる展開で、日付が変わるころから小動きで取引されました。
豪ドルはゼロを中心に上下動し、日付が変わってからプラス幅を拡大しました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2025年3月13日)の主な経済指標

19:00(ユーロ)1月ユーロ圏鉱工業生産指数
21:30(米国)2月生産者物価指数(PPI)

本日発表予定の経済指標はこちら

またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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