昨日(2025年2月26日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は深夜に円高が進む。
今週のユーロ円はレンジ相場を形成し、昨日も方向感の乏しい動きでした。
深夜にトランプ米大統領が発言し、EUへの関税を25%に決定した旨が報じられています。
貿易戦争に発展する可能性が懸念されたと伝えられており、ユーロが売られて円が買われました。
しかし、円高の動きは継続せず、レンジ相場の範囲内での動きに留まっています。
最終的に、25日終値に比べて円高で取引を終えました。
本日(2025年2月27日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年2月27日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、155円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
また、156円付近にも、特に厚い買い注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これが意識されていると考えられます。
その一方、158円付近の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これに着目した注文の模様です。
また、157円付近にも、特に厚い売り注文があります。
この周辺にもレジスタンスラインがあり、これを意識した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年2月27日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのはドル円と豪ドル円です。
相関関係だったのはポンド円、弱い相関関係だったのはユーロドルと豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関関係だったのはポンドドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年2月27日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨は豪ドルです。
円はおおむねマイナス圏で推移し、未明にプラスに転じました。
ユーロはゼロ付近で取引され、未明にマイナス幅を広げました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年2月27日)の主な経済指標
19:00(ユーロ)2月経済信頼感
21:30(ユーロ)ECB理事会議事要旨
22:30(米国)10-12月期実質GDP
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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