昨日(2025年2月20日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:72.931(+0.455)<+0.63%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは4営業日続伸。
米ドルが下落基調で推移しており、USOIL価格の上昇につながったと報じられています。
また、カザフスタンの原油輸出減少も、引き続き材料視された模様です。
なお、EIA(米エネルギー情報局)が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ463万バレルの増加でした。
増加幅は市場予想より多かったものの、USOILは上昇傾向を維持しました。
同時に発表されたガソリンの在庫が減少しており、この影響を受けた可能性があります。
【WTI原油(USOIL)】本日(2025年2月21日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年2月21日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲがある陽線を形成し、4営業日続伸となりました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、下落圧力は弱まっています。
2月4日以降73ドル台後半が抵抗帯となっており、4営業日続伸で抵抗帯近くまで上昇しています。
目先は、抵抗線も超えて上昇が続くか、抵抗帯は超えられず反落するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引半ばより上昇が始まり、終盤に大きく下落しましたが、始値を上回る水準で取引を終えました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、上昇圧力は弱まっています。
2月17日安値を底値とする切り上げを伴う上昇が継続中です。
目先は、反発して上昇トレンドが維持されるか、下落が続き上昇トレンドが崩れるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年2月14日時点の米国の原油リグ稼働数は481基でした。
前週から1基増加しており、このまま480基台で推移するかに注目です。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2025年2月7日時点の原油在庫は前週比で407万バレルほど増加し、およそ4億2786万バレルです。
3週連続で増加しており、2025年1月後半から上昇基調が続いています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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