昨日(2025年2月19日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円高の展開。
昼付近まで方向感なく動いた後、円高に転じました。
円高の動きは本日朝まで継続し、18日終値に比べて円高で取引を終えています。
なお、ユーロ圏で経常収支が発表され、黒字幅が前回値に比べて拡大しました。
この前後の時間帯のユーロ円は円高が進んでいます。
また、シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事が発言し、利下げの一時停止または中止に近づいている旨が報じられています。
本日(2025年2月20日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年2月20日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、160円台前半の買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、157円台前半にも、特に厚い買い注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これが意識されていると考えられます。
その一方、153円台半ばから163円台前半にかけて、売り注文が断続的に発注されています。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、159円付近の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを狙った注文の模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年2月20日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円、豪ドル円、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年2月20日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はカナダドルです。
円はプラス幅を広げる展開で、この傾向は朝まで継続しました。
ユーロはマイナス幅を緩やかに広げ、夜以降はおおむね安定的に推移しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年2月20日)の主な経済指標
09:30(豪)1月雇用統計
22:30(米)フィラデルフィア連銀景況指数
24:00(米)景気先行指数(前月比)
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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