先週金曜日(2025年2月14日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:70.949(-0.853)<-1.19%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは夜以降に下落。
日中のUSOILは緩やかに上昇したものの、夜に下落に転じました。
この時間帯に米国で小売売上高が発表され、市場予想よりも弱い数字が示されています。
米国の景気悪化への懸念が生じたと報じられており、これが価格下落要因だった模様です。
なお、CFTC(米商品先物取引委員会)が原油の投機的ネットポジションを公開し、22万の買い越しでした。
買い越し幅は4週連続で減少しています。
【WTI原油(USOIL)】本日(2025年2月17日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年2月17日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲのある陰線を形成し、前日13日の上昇幅を戻す下落が進みました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
2月6日以降支持帯として機能する71ドル付近まで下落が進みました。
支持帯のある71ドルの攻防の行方に注目です。
<1時間足チャート分析>
取引半ばまでジリ高が進んだ後、後半に大きく下落して始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
13日安値から上昇が進んだ後、再度13日安値に向かいつつあります。
目先は、13日安値に向けてさらに下落が進むか、13日安値には至らず反発するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年2月7日時点の米国の原油リグ稼働数は480基でした。
前週から1基増加し、480基台に到達しています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2025年2月7日時点の原油在庫は前週比で407万バレルほど増加し、およそ4億2786万バレルです。
2024年11月後半から減少が続いていましたが、直近は3週連続で増加しています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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