先週金曜日(2025年2月14日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:3.886(+0.062)<+1.62%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは5営業日続伸。
北極圏からの寒気団の影響で、直近の米国本土は東部を中心に気温が平年より低い見通しです。
暖房用天然ガスの需要増加が意識された模様で、NATGASは上昇トレンドが継続しました。
なお、CFTC(米商品先物取引委員会)が天然ガスの投機的ネットポジションを公開し、およそ8万1,000の売り越しでした。
売り越し幅は2週連続で増加しています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年2月17日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年2月17日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲのある陽線を形成して、前日高値の更新とともに5営業日続伸となりました。
平均足は陰連後に陽転してローソク足は平均足の上にあり、上昇トレンド開始を示唆しています。
節目価格4.0ドル目前まで上昇したものの、4.0ドルには至らず反落しています。
目先は、4.0ドルに到達しさらに上昇するか、4.0ドルには届かず下落が進むかに注目です。
<1時間足チャート分析>
ジリ高が進んだ後、前日高値更新後に若干反落して取引を終えました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足が重なっており、上昇圧力は弱まっています。
2月13日高値と14日高値でダブルトップ形成の可能性があります。
目先は、ダブルトップ形成で反落が進むか、再度上昇し14日高値を更新するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から1基増加して481基でした。
稼働数は3週連続で増加しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週から1基増加して101基でした。
稼働数が100基を上回ったのは1月3日の週以来です。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で100bcf(10億立方フィート)減少し、2297bcfでした。
1年前の同時期と比べて、最新の在庫量は10%程度少ない水準です。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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