金(XAU)見通し (市況ニュース) :金価格は上昇し2861ドル|需要は引き続き強いが売り圧力も観測(2025年2月10日)

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先週金曜日(2025年2月7日)の金(XAU)動向振り返り

  • 終値:2861.25(+5.325)<+0.19%>

※OANDAが提供する商品CFD「金(XAU)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

金(XAU)は最終的に上昇。

金価格は上昇トレンドを維持し、先週金曜日も価格を上げました。
米中の貿易戦争など先行きの不透明感が価格上昇要因だったと報じられています。
その一方、米10年債利回りが上昇しており、売り圧力も強かったと伝えられています。

なお、CFTC(米商品先物取引委員会)が金の投機的ネットポジションを公開し、およそ30万3,000の買い越しでした。
直近3週間にわたって、買い越し幅は30万前後で推移しています。

【金(XAU)】本日(2025年2月10日)のチャートテクニカル分析

【金(XAU)】本日(2025年2月10日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年2月10日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は上ヒゲのある実体の短い陽線を形成し、小幅高でした。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
上昇したものの2900ドルには至らず反落しました。
目先は、2900ドルを目指して再上昇するか、2900ドルには届かず下落が進むかに注目です。

<1時間足チャート分析>

2800ドル台半ばの取引の後に2880ドル台まで上昇しましたが、往って来いとなり取引を終えました。
直近の平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足が重なっており、下落圧力は弱まっています。
2月5日高値と7日高値でダブルトップを形成しつつあります。
目先は、ダブルトップ形成により反落するか、反発し7日高値を超えて上昇が進むかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)

XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)

2月7日のXAUUSDの値動きの変動幅(高値ー安値)は、3426.0pips(1pip=0.01ドル)でした。
直近の日足ローソク足は上ヒゲの長い陽線を形成し、値動きの変動幅はやや縮小しました。

ボラティリティ グラフチャートはこちら

また金(XAU)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>金(XAU)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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