先週金曜日(2025年2月7日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:71.472(+0.475)<+0.67%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは3営業日ぶりに上昇。
USOIL価格は1月15日を境に下落トレンドを形成しており、先週金曜日は押し目買いが優勢だったと報じられています。
また、米雇用統計が発表され、米国経済の強さが示されたことも、価格上昇要因として伝えられています。
なお、CFTC(米商品先物取引委員会)が原油の投機的ネットポジションを公開し、およそ23万の買い越しでした。
買い越し幅は3週連続で減少しています。
【WTI原油(USOIL)】本日(2025年2月10日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年2月10日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲのある陽線を形成したものの、下落した前日6日の値幅の範囲内の値動きに留まりました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
71ドル割れで取引を開始した後、71ドル台半ばまで上昇して取引を終えました。
目先は、71ドル割れを契機とする反発が続くか、再度71ドルを割れて70ドル台での取引が定着するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
71ドル台でレンジの値動きが続く1日となりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足が重なっており、上昇圧力は弱まっています。
前日6日の安値付近での取引が続き、底値を固める形となりました。
6日安値が抵抗帯となり反発するか、6日安値を割れて下落が加速するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年1月31日時点の米国の原油リグ稼働数は479基でした。
前週から7基増加と、大幅に増えています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2025年1月31日時点の原油在庫は前週比で866.4万バレルほど増加し、およそ4億2379万バレルです。
直近は2週連続で大きく増加しています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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