昨日(2025年2月5日)のドル円動向振り返り
ドル円は大幅な円高。
日本で毎月勤労統計調査が発表され、現金給与総額が市場予想より強い結果でした。
日銀の政策金利引き上げ観測が高まった模様で、発表後のドル円は円高の展開です。
米10年債利回りが午後以降に下落しており、これも円高要因だったと指摘されています。
深夜には米ISM非製造業景況指数が発表され、市場予想より弱い結果でした。
発表直後のドル円は円高がさらに進んでいます。
未明にやや円安方向に戻ったものの、4日終値に比べて円高で取引を終えました。
なお、米国でADP雇用統計が発表され、市場予想比で強い数字でした。
発表直後のドル円はやや円安で反応しています。
また、ジェファーソン米連邦準備制度理事会(FRB)副議長が発言し、政策スタンスの変更を急ぐ必要はない旨が報じられています。
本日(2025年2月6日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年2月6日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、155円台半ばの買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、150円台前半から153円台前半にかけて、買い注文を確認できます。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、買い圧力の強さがわかります。
その一方、153円台半ばの売り注文が厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを狙った注文の模様です。
また、152円付近にも、厚い売り注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年2月6日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、強い逆相関関係だったのはユーロドルと豪ドル米ドル、逆相関関係だったのはポンドドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年2月6日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はドルです。
円は午前中にプラス幅を広げると、その後はプラス圏で上下動しました。
ドルはマイナス幅を広げる展開で、夜以降は横ばいで推移しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年2月6日)の主な経済指標
21:00(英国)英中銀政策金利
30:05(英国)ベイリー英中銀総裁発言
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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