昨日(2025年2月5日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円高が進む。
朝から昼にかけて、ユーロ円は円高の展開でした。
日本の経済指標発表を受けて、日銀の政策金利引き上げが意識されたと報じられています。
ドル円が1日を通して円高の展開であり、この影響もあったと考えられます。
ユーロ円は日付が変わってから円高がさらに進み、最終的に4日終値比で円高で取引を終えました。
なお、独仏ユーロ圏でPMI(サービス部門購買担当者景気指数)が発表され、市場予想比でおおむね弱い結果でした。
この時間帯のユーロ円はやや不安定な動きです。
また、レーン欧州中央銀行(ECB)専務理事兼チーフ・エコノミストが発言し、インフレに上振れリスクがある旨が報じられています。
本日(2025年2月6日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年2月6日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、158円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、164円付近にも、特に厚い買い注文があります。
キリの良い数字であり、これが意識されていると考えられます。
その一方、160円付近の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これに着目した注文の模様です。
また、165円付近にも、特に厚い売り注文があります。
キリの良い数字であり、これが注目されている可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年2月6日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、逆相関関係だったのは、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年2月6日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はドルです。
円は午前中にプラス幅を広げると、その後はプラス圏で上下動しました。
ユーロはおおむねマイナス圏で安定的に推移し、この傾向は朝まで継続しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年2月6日)の主な経済指標
21:00(英国)英中銀政策金利
30:05(英国)ベイリー英中銀総裁発言
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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