昨日(2025年2月4日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:3.484(-0.105)<-2.93%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは下落の展開。
米国が中国に対して関税をかけ、これに対して中国も報復関税の開始を公表しました。
米国産の天然ガスも関税の対象となり、米国から中国への天然ガス輸出が減少すると考えられます。
米国内の天然ガス在庫の増加が予想され、NATGAS価格は下落しました。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年2月5日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年2月5日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲのある陰線を形成して下落し、前日3日にできた窓を埋める方向に進みました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
3日に窓を開けて上昇が進んだ後、4日は反落したものの窓はまだ完全に埋められていません。
目先は、完全な窓埋めに向けて下落が進むか、窓は完全に埋まらず反発するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引半ばから下落が進み、一時的な上昇はありましたが、最終的に始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足が重なっており、下落圧力は弱まっています。
前日3日に3.7ドル目前で反落した後の下落が続く形となりました。
目先は、3.7ドル目前からの下落が今後も続くか、3.7ドルを目指して反発を見せるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から7基増加して479基でした。
稼働数は5週ぶりの増加です。
一方、天然ガスのリグ数は前週から1基減少して98基でした。
稼働数は100機前後での推移が続いています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で321bcf(10億立方フィート)減少し、2571bcfでした。
この減少により、在庫量は直近5年間の平均を下回りました。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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