昨日(2025年2月4日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は午後以降に円安が進む。
昼の豪ドル円は円高の場面がありました。
米中が双方に関税をかける旨を発表しており、貿易戦争の発生が懸念されたと報道されています。
この時間帯の円は他の主要通貨に対して強い動きを示しており、豪ドルに対しても同様です。
円高は一時的な動きに留まり、ほどなくして反発すると、深夜にかけて円安が進みました。
なお、赤沢経済再生相が発言し、物価高対策の進捗管理を内閣府で始める旨が報じられています。
また、豪州で主要な経済指標は発表されず、要人発言も伝わりませんでした。
本日(2025年2月5日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年2月5日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、94円台半ばの買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
しかし、現在値よりも円安の範囲では、買い注文が乏しいです。
積極的に買いたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
その一方、95円台後半から100円台後半にかけて、売り注文を確認できます。
現在値周辺や円安の範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、97円台半ばの売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを狙った注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
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豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年2月5日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
ポンド円とも相関関係でした。
その一方、逆相関関係だったのはドル円です。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年2月5日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はカナダドル、最も弱い通貨はドルです。
円はプラス圏で取引される場面があったものの、おおむねマイナス圏で推移しました。
豪ドルはマイナス圏で上下動し、深夜にプラスに転じました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年2月5日)の主な経済指標
19:00(ユーロ)12月卸売物価指数(PPI)(前月比)
22:15(米国)1月ADP雇用統計(前月比)
24:00(米国)1月ISM非製造業景況指数(総合)
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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