金(XAU)見通し (市況ニュース) :金価格は上昇し2814ドル|米国の関税政策を受けて資金が安全資産に流入(2025年2月4日)

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昨日(2025年2月3日)の金(XAU)動向振り返り

  • 終値:2814.71(+16.77)<+0.60%>

※OANDAが提供する商品CFD「金(XAU)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

金(XAU)は3営業日続伸。

米国がカナダ等に関税を課し、貿易戦争への発展が懸念されたと報じられています。
金は安全資産として知られており、金に資金が集まった模様です。
関税の開始は米国の物価上昇率を引き上げると考えられ、これも金価格の上昇要因だったと伝えられています。

なお、深夜から未明にかけて、メキシコとカナダへの関税開始が1か月間延期される旨が報じられました。
この報道に対して、金価格は大きな反応を示していません。

【金(XAU)】本日(2025年2月4日)のチャートテクニカル分析

【金(XAU)】本日(2025年2月4日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年2月4日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は上下にヒゲのある陽線を形成して3営業日続伸となりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
上ヒゲによる下落圧力はありながらも、高値更新が継続中です。
高値更新を伴う上昇がどの水準まで続くかに注目です。

<1時間足チャート分析>

取引開始後は下落が進みましたが、半ば以降は上昇が進み最終的に若干の反落を見せて取引を終えました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足が重なっており、上昇圧力は弱まっています。
前営業日31日に2800ドルを割れましたが、3日は2800ドルを回復し上昇が進みました。
目先は、2800ドル回復後も上昇が続くかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)

XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)

2月3日のXAUUSDの値動きの変動幅(高値ー安値)は、5854.0pips(1pip=0.01ドル)でした。
直近の日足ローソク足は上下に長いヒゲを形成し、値動きの変動幅は最近1か月間の最大値を記録しました。

ボラティリティ グラフチャートはこちら

また金(XAU)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>金(XAU)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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