昨日(2025年1月30日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:73.962(+0.177)<+0.24%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは夜以降に上昇。
日中は下落傾向で推移したものの、夜以降に反転上昇しました。
ドルインデックスがやや低下しており、これが影響した模様です。
また、米国の関税政策も価格上昇の一因として指摘されています。
カナダやメキシコに対して関税が引き上げられる場合、原油輸入量の減少や輸入物価の上昇を受けて原油価格が上昇すると考えられています。
なお、未明に一時的に急騰した場面がありました。
トランプ米大統領がカナダとメキシコへの関税について発言したと報じられており、これを受けた動きの模様です。
【WTI原油(USOIL)】本日(2025年1月31日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年1月31日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲがある実体の短い陽線となりましたが、前日29日安値を若干下回りました。
平均足は陽連から陰転し、ローソク足は平均足の下にあり、下落トレンド開始を示唆しています。
抵抗帯として機能した73ドルを一時割れたものの、最終的に73ドルを回復して取引を終えました。
73ドルの攻防の行方に注目です。
<1時間足チャート分析>
取引開始からジリ安が進んだ後、後半に反発して始値を上回る水準で取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
引いた目で見ると、1月15日高値を天井とする切り下げを伴う下落が継続中です。
1月半ばから続く下落トレンドがいつまで続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年1月24日時点の米国の原油リグ稼働数は472基でした。
前週から6基減少し、470基台前半で推移しています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2025年1月24日時点の原油在庫は前週比で346.3万バレルほど増加し、およそ4億1513万バレルです。
2024年11月後半から下落を続けている原油在庫ですが、直近は大きく増加しました。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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