昨日(2025年1月30日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:3.391(-0.117)<-3.34%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは夜以降に下落。
EIA(米エネルギー情報局)が週間在庫統計を発表し、前週比で321bcf(10億立方フィート)の減少でした。
減少幅は市場予想よりも大きく、NATGAS価格にとって上昇要因だと考えられます。
しかし、発表前後で下落基調が継続しました。
米国本土の今後1~2週間の気温は平年より高いと予報されており、天然ガスの暖房需要の減少が意識されたと報じられています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年1月31日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年1月31日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある陰線を形成して、前日29日安値を若干下回りました。
平均足は陰転2日目でローソク足は平均足の下にあり、下落トレンドを開始しつつあります。
29日まで3.4ドルに支えられる状態でしたが、30日は3.4ドルを割れて若干下落が進みました。
目先は、3.4ドル割れ後の下落が加速するか、3.4ドル割れはダマシとなり反発するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引後半に下落し、前日29日安値を若干下回る水準で取引を終えました。
直近の平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
29日安値と30日安値でダブルボトムを形成する可能性があります。
目先は、切り下げを伴う下落が今後も続くか、ダブルボトム形成で反発するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から6基減少して472基でした。
稼働数は4週連続で減少し、470基台前半を記録したのは2021年12月以来です。
一方、天然ガスのリグ数は前週から1基増加して99基でした。
稼働数は3週ぶりに増加しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で321bcf(10億立方フィート)減少し、2571bcfでした。
この減少により、在庫量は直近5年間の平均を下回りました。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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