昨日(2025年1月27日)のドル円動向振り返り
ドル円は大幅な円高。
中国のAI開発企業DeepSeek(ディープシーク)が生成AIを発表し、安価で高性能である旨を主張しました。
AI分野における米国の優位性に懸念が生じ、米国株は大きく下落しています。
米10年債利回りも低下し、ドル円は大幅な円高です。
売り一巡後は円安方向に戻ったものの、26日終値に比べて円高で取引を終えました。
なお、日本で景気一致指数が発表され、前回発表値に比べて強い数字でした。
この前後の時間帯のドル円は、緩やかな円安です。
また、米国で新築住宅販売件数が発表され、前月比で市場予想より弱い結果でした。
発表直後のドル円に特段の動きは見られません。
本日(2025年1月28日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年1月28日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、158円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
また、156円台半ばにも、特に厚い買い注文があります。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが意識されていると考えられます。
その一方、155円付近の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これに着目した注文の模様です。
また、156円台半ばにも、特に厚い売り注文があります。
この周辺にもレジスタンスラインがあり、これが注目されている可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年1月28日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、強い逆相関関係だったのはユーロドルとポンドドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年1月28日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨は豪ドルです。
円はプラス幅を広げる展開で、夜以降は安定的に推移しました。
日中のドルはプラス圏で動き、夜以降はおおむねマイナス圏で取引されました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年1月28日)の主な経済指標
(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目
24:00(米国)1月リッチモンド連銀製造業指数
24:00(米国)コンファレンスボード消費者信頼感指数
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。