昨日(2025年1月20日)のドル円動向振り返り
ドル円は円高が優勢。
昨日はトランプ大統領の就任式が開催され、ドル円はやや大きく上下動して方向感の定まらない動きでした。
夜に入ると、ドル円が急落しています。
トランプ大統領は就任初日に関税を課さない旨が一部報道で伝えられ、これを受けた動きの模様です。
円高一巡後は再び方向感の乏しい動きに転じ、最終的に円高で1日の取引を終えました。
なお、日本で機械受注が発表され、市場予想よりも強い結果でした。
発表後のドル円は円高が進んでいます。
また、トランプ大統領が発言し、インフレ阻止やコスト低下を閣僚に指示する旨が報じられています。
本日(2025年1月21日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年1月21日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、158円台前半の買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、155円付近にも、特に厚い買い注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これが意識されていると考えられます。
その一方、154円台後半から159円付近にかけて、売り注文を確認できます。
直近の値動き全体で発注されており、売り意欲の強さがわかります。
その中でも、156円台半ばの売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これに着目した注文の可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年1月21日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と相関関係の通貨ペアはありませんでした。
その一方、強い逆相関関係だったのは、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
逆相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル円です。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年1月21日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨はドルです。
午前中の円はゼロを挟んで取引され、午後以降にマイナス幅を広げました。
ドルはマイナス圏で上下動し、夜にマイナス幅を拡大しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年1月21日)の主な経済指標
16:00(英国)ILO失業率
19:00(ドイツ)ZEW景況感指数
19:00(ユーロ)ユーロ圏ZEW景況感指数
22:30(カナダ)消費者物価指数(CPI)
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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