先週金曜日(2025年1月17日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:78.629(-0.602)<-0.76%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは続落。
ドルインデックスが上昇傾向で推移し、USOIL価格の下落要因だったと報じられています。
また、イスラエルとハマスの停戦合意が引き続き材料視されたとも伝えられています。
なお、CFTC(米商品先物取引委員会)が原油の投機的ネットポジションを公開し、およそ30万6,000の買い越しでした。
買い越し幅が30万を超えたのは昨年4月以来です。
【WTI原油(USOIL)】本日(2025年1月20日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年1月20日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲのある陰線を形成して2営業日続落となりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
1日15日の大幅高の後、2営業日の下落で15日の上昇幅の大半が戻されました。
目先は、下落が続き15日の上昇幅を超える下落が進むか、反発して再度高値更新へ向かうかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引半ばまでジリ高が進んだ後、後半に下落して始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
16日に節目価格80ドルを割れた後、17日は80ドルの一時的回復もなく下落が進みました。
目先は、80ドル回復に向けて反発を見せるか、80ドル台が天井となる形で下落が進むかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年1月10日時点の米国の原油リグ稼働数は480基でした。
2024年12月以降、480基台で推移しています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2025年1月10日時点の原油在庫は前週比で196.2万バレルほど減少し、およそ4億1268万バレルです。
2024年11月後半から右肩下がりの減少が続いています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。