WTI原油見通し(市況ニュース):米国がロシアへの追加制裁を発表した影響で、原油価格は上昇(2025年1月14日)

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昨日(2025年1月13日)のWTI原油動向振り返り

  • 終値:78.875(+2.154)<+2.81%>

※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

USOILは3営業日連続で上昇。

先週金曜日に米国がロシアへの追加制裁を発表し、ロシアからの原油輸出が減少する可能性があります。
原油供給に対する懸念が高まり、先週末に引き続き昨日もUSOIL価格は上昇しました。

その一方、ドルインデックスは上昇傾向であり、これは原油価格にとって下落要因とされています。
しかし、昨日は上昇要因が勝る展開でした。

なお、CFTC(米商品先物取引委員会)が原油の投機的ネットポジションを公開し、およそ28万の買い越しでした。
買い越し幅は4週連続で拡大しています。

【WTI原油(USOIL)】本日(2025年1月14日)のチャートテクニカル分析

【WTI原油(USOIL)】本日(2025年1月14日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年1月14日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は上ヒゲのある陽線となり、3営業日続伸となりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
年初来高値を更新したものの、昨年10月高値の79ドル台で頭を押さえられる形となりました。
目先は、79ドル台到達で上昇一服となり反落するか、再度79ドルを回復し節目価格80ドルを目指すかに注目です。

<1時間足チャート分析>

上窓を開けて寄り付いた後は、若干上昇が進み取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
窓開けがなされたものの、値動きはほぼ停滞の1日となりました。
目先は、窓埋めに向けて反落するか、窓を埋めずに上昇に向かうかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年1月3日時点の米国の原油リグ稼働数は482基でした。
前週から1基減少しましたが、480基台での推移を続けています。

石油・天然ガス採掘装置(リグ)の稼働数の推移はこちら

原油在庫の推移(週間)

原油在庫の推移(週間)

米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2025年1月3日時点の原油在庫は前週比で95.9万バレルほど減少し、およそ4億1464万バレルです。
2024年11月後半から右肩下がりの減少が続いている状況です。

石油・天然ガス貯蔵量の推移はこちら

またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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