昨日(2025年1月13日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:3.964(-0.056)<-1.39%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは売りが優勢で下落。
月曜日のNATGASは大きな上窓を開けて取引が始まりました。
NWS(アメリカ国立気象局)によると、今後1~2週間の米国の気温は平年より低い見込みで、これが市場関係者に注目された模様です。
取引開始後は一転して売りが優勢で、この傾向は朝まで継続しました。
利益確定売りが出たと報じられており、買いの勢いを上回りました。
なお、CFTC(米商品先物取引委員会)が天然ガスの投機的ネットポジションを公開し、およそ10万5,000の売り越しでした。
売り越し幅は7週連続で縮小しています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年1月14日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年1月14日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は大陰線を形成し、年初来高値の更新後に大きく下落しました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
4.3ドル台で取引を開始しましたが3.9ドル台で取引を終え、節目価格4.0ドルを維持できませんでした。
目先は、大幅安を契機に下落が続くか、再度4.0ドル回復に向けて反発するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
寄り付き天井となり、終日下落が続きました。
直近の平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
上窓を開けて取引を開始したものの、下落が進み窓を埋めて取引を終えました。
目先は、窓埋め完成により反発するか、このまま下落が進むかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から2基減少して480基でした。
稼働数は2週連続で減少したものの、6週連続で480基台を維持しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週から3基減少して100基でした。
昨年5月以降、稼働リグ数は100基前後で推移しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で40bcf(10億立方フィート)減少し、3373bcfでした。
8週連続の減少で、在庫量は昨年の同時期を引き続き下回っています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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