昨日(2025年1月8日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:73.469(-1.140)<-1.53%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは直近高値更新後に下落。
夕刻にかけて上昇したものの、それ以降は下落の展開でした。
ドルインデックスが上昇傾向で推移しており、これが影響したと報じられています。
また、EIA(米エネルギー情報局)が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ96万バレルの減少でした。
減少幅が市場予想より小さかったことも、価格下落要因だった模様です。
最終的に、7日の終値に比べて下落して取引を終えました。
【WTI原油(USOIL)】本日(2025年1月9日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年1月9日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲのある陰線を形成したものの、直近高値を更新しました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
一時75ドルに到達しましたが、引き続き74ドル台半ばが抵抗帯となり値動きは停滞中です。
74ドル台半ばを突破して上昇が加速するか、超えられず反落するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半の上昇後は後半に向けて下落が加速し、始値を大きく下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
下落が進んだものの、1月6〜7日の安値付近で下落は止まりました。
目先は、1月6〜7日の安値付近で反発するか、同水準を超えて下落が加速するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年1月3日時点の米国の原油リグ稼働数は482基でした。
前週から1基減少したものの、480基台を維持しています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年12月27日時点の原油在庫は前週比で117.8万バレルほど減少し、およそ4億1560万バレルです。
直近は減少が続いており、原油在庫の減少は一般的に原油価格にプラスの影響を与えるとされています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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